2025/12/24 15:29

ストリートカルチャーの発信地として誕生したブランド



XLARGE(エクストララージ)は1991年にアメリカ・ロサンゼルスで誕生したストリートウェアブランドです。

ブランドのルーツは、90年代初頭のロサンゼルスにあります。

当時のLAはスケートボード、ミュージック、アートといった多様なストリートカルチャーが混ざり合い、新たな潮流が生まれつつある時代でした。

このような背景の中、XLARGE(エクストララージ)は既存の枠にとらわれない自由な発想を持つブランドとしてスタートしました。

ブランド名の由来については、1960年代生まれの世代を象徴する「X」と、「大きく生きる」という意味の「Live large」を組み合わせたものとされ、カルチャーを大きく捉え、発信していくという意味が込められています。


ブランドの始まりと成長



1991年11月、XLARGE(エクストララージ)はロサンゼルスのヴァーモント・アヴェニューに最初のXLARGE STOREをオープンさせたことから本格的にスタートしました。

ショップは単なる販売の場にとどまらず、当時のストリートカルチャーを体現する発信地として機能しました。

取り扱うアイテムは、ワークウェアやオールドスクールのスニーカー、アート的なグラフィックTシャツなどジャンルを横断するもので、ストリートの現場から支持を集めました。

XLARGE(エクストララージ)が提示した「日常着としての実用性」と「文化的な表現の両立」は、後のストリートウェアシーン全体に影響を与える重要な価値観となりました。

XLARGEはその後、アメリカ国内にとどまらず、ニューヨーク、東京、シアトル、トロントなど世界各地に展開し、グローバルなブランドへと成長しました。

この国際展開によって、LA発のストリートカルチャーはより広い地域で受け入れられ、独自の影響力を強めていきました。


創業者と初期メンバーの役割



XLARGE(エクストララージ)を創業したのはイライ・ボナーツとアダム・シルバーマンの2人です。

2人は建築学校を卒業したばかりで、ファッション業界に詳細な背景があったわけではありませんでしたが、自らが魅力を感じるカルチャーを服として表現したいという強い想いからブランドを立ち上げました。

ブランドの初期には、音楽シーンからの影響も大きく、Beastie BoysのMike Dが関わったことがXLARGE(エクストララージ)のアイデンティティ形成に大きな役割を果たしました。

彼の参加によって、音楽とファッションが密接に結びついたストリートウェアの表現が一層強化され、ブランドとしての独自性が高まりました。

創業者の2人は、単なる服作りを超えて、ストリートカルチャーそのものをデザインするという視点をブランドに持ち込みました。

この姿勢は現在でもXLARGEの核心的な価値観となっており、90年代当時から変わらず「カルチャーを反映した服作り」という理念が受け継がれています。


文化的背景とブランド哲学



XLARGE(エクストララージ)は、スケートボードやヒップホップ、アートなど複数のカルチャーを融合したブランドとして評価されてきました。

LAという都市特有の自由なカルチャーエネルギーがブランド全体に浸透しており、機能性と表現性を併せ持つスタイルは多くのストリートファンから支持されています。

この背景には、創業当初からストリートシーンに深く根ざした視点で服をデザインしてきた創業者たちの思想があり、XLARGE(エクストララージ)は単なるアパレルブランドではなく、ストリートカルチャーを象徴する存在としての地位を築いています。