2025/12/24 16:42

アウトドアカルチャーと共に始まったブランドの起源



KAVU(カブー)は、アメリカ・ワシントン州シアトルで1993年に設立されたアウトドアブランドです。

ブランド名は航空機のパイロットたちの合言葉「CAVU(Clear Above Visibility Unlimited)」に由来し、視界が限りなく良好である理想の自然環境を意味します。

この言葉を“KAVU”と綴りに変えることで、「無限の冒険と可能性」を象徴するブランド哲学として受け継がれています。

KAVU(カブー)は創業当初より、アウトドアでの体験を楽しむライフスタイルを提案することを重視し、そのコンセプトは現在に至るまでブランドの核となっています。


創業者ベイリー・バーとブランド設立の背景

KAVU(カブー)の創業者はベイリー・バー(Barry Barr)氏です。

バー氏はワシントン州北西部に位置する自然豊かなサンワンアイランドで育ち、幼少期から釣りやアウトドア活動に親しんでいました。

17歳という若さで漁船の経営を経験したことが、後のブランド設立につながる重要な体験となります。

アラスカでの過酷な漁業環境の中で、「風に飛ばされにくく、強い日差しも遮れる帽子」の必要性を感じたことが、後にKAVU(カブー)の代名詞的アイテムである「ストラップキャップ」の構想へと結びつきました。

バー氏自身はアウトドアギアのデザイン経験を持たない中で、まずは機能性と独自性を兼ね備えた帽子の製造から始め、当初は車で製品を販売するなど小さなスタートを切りました。

その後、ブランドは帽子だけでなく衣料やアクセサリー類へと展開を拡大し、アウトドアライフを支える総合ブランドへと成長していきました。


ブランドの国際的な広がりと発展


KAVU(カブー)は1990年代後半から徐々に認知を広げ、1996年のアトランタオリンピックではアメリカのカヌー・カヤックチームの公式アイテムにも採用されるなど、スポーツシーンでも注目を集めました。

これによりブランドの知名度は大きく向上し、全米各地へと展開する基盤が築かれました。

現在ではアメリカ国内だけでなく、日本やカナダ、ニュージーランドなど世界各国で展開され、アウトドアウェアやバッグ、アクセサリーなど多彩なカテゴリーで製品を提供しています。

KAVU(カブー)は“楽しさと機能性を両立させるアウトドアブランド”として、幅広い世代のユーザーから支持を受ける存在となっています。